
個人的な意見ですが、ITエンジニアは全員フリーランスになればいいと思っています。まあ、極論の暴言ですが(笑)
ですが、ITエンジニアがフリーランスになるメリットはデメリットを差し引いても余りあるものだと思います。ITエンジニアがフリーランスになる本当のメリットについて考えてみます。
ITエンジニアがフリーランスになる本当のメリットとデメリット
メリットとしてまず頭に浮かぶのは、ほとんどの人が会社員よりも収入が増えることですが、本当のメリットは自分で選ぶ選択肢が増えることです。
とにかくガンガン稼ぐのも自由だし、自分に合った仕事を取捨選択するのも自由です。働く場所や時間を自由に選択できることが何よりもメリットなのです。
自由であることについては後ほど詳しく述べたいと思います。
とはいえ、フリーランスのエンジニアになることがメリットだけでもありません。収入が不安定になったり、得意分野以外の仕事でも自分でやらなければならないなど不安要素はあります。将来にわたり、仕事が継続して受注できるのか?は大きな不安材料になるでしょう。
営業や交渉が苦手で極力避けたいのであれば、フリーランスエンジニアを支援しているサービスを有効活用すれば解決します。
仕事はすべてエージェントの仲介でも何ら問題はありません。
経理が不安な場合も、フリーランスエンジニアの知り合いにやり方を聞くか、割り切って外注してしまえば不得意分野の仕事も問題はなくなります。
フリーランスだからといって、完全に独りになる必要はありません。同業者や支援サービスに頼ればデメリットは軽減できます。
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自己責任はデメリットなのか?
フリーランスエンジニアになると責任は全て自分で負うから大変だ、と言って、まるで自己責任がデメリットのように言う人がいます。しかし、それはまったくの誤解です。このような言い分は、会社を辞める際、慰留しようとする上司が言う方便であって、真実ではありません。
そもそも、会社員であっても何かあったら責任は取らされます。フリーランスだけが責任を取るわけではありません。責任の取り方が違うだけなのです。
フリーランスは、確かに会社と言う組織から守ってもらうことはありませんが、「何があっても自分の責任」という極めて分りやすいルールで統一されるものだと考えれば良いのです。
自由であることの責任はシンプルです。ルールが変わるだけで大きなデメリットとは言えません。
スキルアップはどうなる?
充実した研修制度がある会社にいれば、スキルアップのサポートは十分に受けることができました。しかし、フリーランスになればスキルアップはすべて自己投資となります。
ただ、考えようによっては、会社から与えられるスキルをマスターするのではなく、自分が学びたいスキルを選べるので、自己投資はそれほど苦になりません。
例えば、こんな自己投資の方法があります。
自分は何を成し遂げたいのか?をしっかり頭に思い描くことが重要です。
自由であること
自由であるといこうとは、「何でも自分で選ぶ」ということです。
こういう言い方をすると語弊があるのですが、日本の学校教育は優秀なサラリーマンを養成するためのものです。学校のテストでは、答えが用意されていて、その答えを答案用紙に書けばテストの成績は上がります。
しかし、社会に出てみれば正解が用意されているものなどありません。たった一つしか答えがないと考えるのは思い込みです。
やり方は無限にある、答えも複数ある、その中で自分がベストだと思うやり方と答えを模索するのが、自分の人生を生きることであり社会に出てから必要なことです。
学校を出て企業に就職することが全てではないのに、「企業に就職しなければいけない」「会社に居続けなければいけない」のは誰かから刷り込まれた思い込みにすぎません。
フリーランスエンジニアとなって、何でも自分で選ぶ自由を手にすることは、思い込みという固定観念からの脱却でもあります。あなたの本来の姿を取り戻すといっても良いでしょう。
もしもフリーランスになったとしても、契約切れで仕事がなくなることに怯えていてはフリーランスの意味がありません。そんな時は、自由であることの原点に立ち戻り、「何でも自分で選ぶ」意味を考え直す必要があります。
まとめ
メリットが勝つか?デメリットが勝つか?ということであれば、結局は、フリーランスエンジニアを検討しているあなた自身の気持ちひとつということになります。
もしフリーランスエンジニアになったとしても、仕事が評価されて正社員の誘いを受けたりすることもあります。IT業界は、口コミで仕事がまわってくることが多いので、前のプロジェクトで一緒だった○○さんを今回のプロジェクトにも呼んでみよう!みたいな感じで思いがけず仕事がまわってくることもあります。
フリーランスを続けても、どこかから声が掛かって正社員に戻っても、フリーランスにならずに正社員のままでも、あなたの意思次第です。
どんな将来になろうとも、一歩を踏み出せば、違った景色が見えてくることは間違いありません。
大胆かつ慎重な一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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